「男性脳」「女性脳」と作曲

これについて書くのは、今のご時世、ともすればデリケートに捉えられそうなので、やや慎重になるべきかもしれませんが、でも、僕は、普段から、なんとなく感じていることがあります。

メロディを書く、という作業においては、例えば音楽専門学校や、ミュージックスクールのレベルだと、平均レベルは、女の子の方がややセンスが良い、そう思う場面が多いです。(ある程度、音楽の下地がある男の子と、ほぼ初心者の女の子を比較しても、そう思うことがあります)

この話を他のクリエイターさんとしたことがあるのですが、やはり同じような意見の方が多かったです。

なぜそうなのか、、

なんとなく思うのですが、子どもの頃の遊びに、関係あるような気がします。

メロディを書く、という作業は、点数が付けられないジャンルだと思います。どうしたら100点、というのはないけれど、140点、200点もあるような作業です。

女の子の遊びは、どちらかというと、点数の付けづらい、けれど、完璧以上の仕上がりもあり得るものが多いような気がします。

一方、男の子の遊びは、勝ち負けがはっきりしていたり、点数がついたり、ゴールがはっきり分かるようなものが多い気がします。

たとえば、プラモデルは、一つでもパーツが欠けたら、その時点で完璧ではありませんが、綾取りは、少々糸が短くても、100点以上の出来にすることは可能なのじゃないかな、と思います。

(ここで書いていることは、あくまで比較した時の、どちらかというと、という、傾向のお話ですので、もちろん、女の子でも男の子でも、そうじゃない子は多いと思います。)

女の子にとってメロディを作る、というジャンルは、子どもの頃からの遊びの延長上にある人が多いのでは、と時々思います。

逆に、、、編曲がしっかりできる人となると、これは男の子の方が、断然多くなる気がします。両方の良いところを組み合わせたら、プロで活躍する可能性を持っている人が、すごく増えそうな気がします。

もっともこれは、専門学校、ミュージックスクールレベルの話です。実際、プロレベルになると、そういう差はなく、後は個人の能力や、好みの問題になります。ちなみに、僕がすごく好きな、メロディメーカーと呼ばれる方々は、たまたまなのですが、ほとんどが男性です。

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