その31 オーディオ・インターフェース?

(2002年当時)

ということで、音楽製作環境を0から作るところから始まった。

昔、本当に好きで好きで何度も何度も練習した、ヤマハのElectone がヤフオクで良い値段で売れたので、、とりあえず、最小限だけれど、プロとしてやるのに必要なものを揃えた。

DAWは、インターネット社のSinger Song Writer 4.0から、当時のプロクリエイターの主流だった、MOTU の Digital Performer 3に切り替えた。Singer Song Writerは、譜面の画面で入力するのが、初心者の僕にも分かりやすかったので、DP3に替えた時、最初ピアノロール画面を見ながら打ち込みできるかな、と思った。

ラジカセで音を鳴らしていたのも、製作用のちゃんとしたスピーカーに変え、midiインターフェースを買って、SCシリーズの音源だけでなく、Roland XP-80やKorg Triton Le 76 など、当時持っていた音源を複数繋げるようにした。(当時、僕の持っていたPower Book G3だと、ソフト音源は、まだほとんど使えなかった。ちなみに当時のG3は、USBが搭載されていなかったので、シリアルポートをUSBに変換する機器も用意した)

ドラムに関しては、当時のハードシンセのドラムはまだちょっと音圧的に足りない、ということで、AKAI CD 3000 XL というサンプラーを中古でやっとの思いで探し出して、サンプリングCDを使うことに。

宝の持ち腐れみたいだった、デジタルMTRは、ミキサーとして使用することにした。

マイクはとりあえずうちにあったダイナミックマイクで、、そして、オーディオインターフェース・・・ オーディオ・インターフェースって何? って感じだったが、これがあると、歌を直接パソコン内に録り込んだり、パソコンから出た音を、良い音質で、スピーカーから流すことができるらしい。

と、一気にそろえたのは良いのだが、、、なにぶん、パソコンのスペックが非常に低く、最初は音が出ない、midi機器がちゃんと認識できないetc… トラブルの連続だった。何度も、Singer Song Writer の頃に戻って、ストレスなく曲を作っていたい、と思ったが、ここで変わらなきゃ、ずっと今までと同じような曲のままだ。先生の作っているような音楽は一生作れない。。

先生は根気よく、僕のマンションにも来てくださって(それなりに遠方からなのに、なんと、受講料は追加で取らなかった!)、機材を見ながら、その時の僕にできる、ベストの環境になるよう、的確にアドバイスくださった。

「自分も初めてMacを買った時、トラブル続きだったよ」

そういう言葉がとても励みになった。年も近かったので、先生の言う通りにやっていると、近い将来、本当に変われる気がした。

聴く音楽も、それまでは元々好きだったJAZZや洋楽以外は、その時流行りのJ-POPが中心だったのが、いろいろオススメしていただいた、洋楽のR&BやHIP HOPが中心になった。最初は、音数も少ないし、J-POPほど起承転結も複雑じゃないし、すごくシンプルであっけなく思えたのが、少しずつ心地良くなってきた。

とにかく、この当時は「カッコ良い」「cool」という感覚を、ものすごく意識していた。歌い手さんも、強力な、協力してくれる人を探さなきゃ。

なかなか曲を量産するところまで進まない。でも今やっていることは絶対に必要だ、もうしばらくの我慢だ。次に作る時は、もう今までと同じような曲は書きたくない。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *